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GR体験記

芦田やGRメンバーが皆さんに知ってもらいたい人・事柄を紹介することをメインとしたブログです。毎月1日更新。

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おかげさまで、1周年!と医療マネジメント学会

1周年_2

 いきなりですが、ありがとうございます!
 ゴールデンルールス・コンサルティング(GR)が誕生してから、7月2日で1年が経ちます。ここまで来れたのは、応援してくださっている皆さんのおかげだと、心から思います。本当にありがとうございます。
 そして、今、自分達にあるのは、1年を迎えられた喜び以上に、悔しさというか、歯がゆさというか、もっとできるのに・・・という気持ちを抱えているのも事実です。
 個人の人生はともかく、GRという会社にゴールというものはありませんが、それでも目標とする通過点はあります。そのチェックポイントをせめて通過しないことには、やっぱり、喜んでいる姿を、応援してくださっている方々にも見せる気になれません。そんな余裕があるなら、もう一歩前へ・・・気持ちはそんなところでしょうか。というわけで、ブルージェイズの川崎選手ではありませんが、我々GRは「燃えに燃えております!」ので、今後とも、何卒、よろしくお願い致します。

 このブログも、「生のGRを感じていただく」、「GR自身の学びを読者の皆さんと共有する」というコンセプトは大切にしながらも、もう少し別の展開も考えています。その一つとして、学会レポートや医療業界について、GRメンバーが自分の目線で語ることもしていきたいと思います。そんなわけで今回は、先日、1号こと芦田が参加した「日本医療マネジメント学会学術総会」に関する所感です。
 日本医療マネジメント学会とは、元々は、クリティカルパス研究会が発祥でありながら、現在は、看護系・医療安全・完全対策からDPC・手術室運営・資材管理までの幅広いテーマでもって、各地域で活動がなされ、年に一度の学術総会になると、演題数は1000超、3500人規模が参加する「病院経営」系の一大「お祭り」なわけです。
http://jhm15th.umin.jp/

医療マネ

 さて所感ですが、本年のテーマが「地域との協働で拓く医療の未来」であったこともあって、「地域連携」「連携パス」「チーム医療」に関する演題が多くありました。そして、「地域連携」をつなぐツールとしても「医療ICT」の話題が絡んでくる構図かなと。極めつけは、2日目のランチョンセミナーでして、10個のセミナーのうち、5つが地域連携ネタ、そのうち3つ(4つ?)が「糖尿病連携」という・・・ちょっとなぁ、スポンサーのメーカーさんが少し可哀想に感じる状況でした(笑)。
 逆に、クリティカルパス・DPCの個別分析・手術室関連・原価計算関連は、ちょっと停滞気味。職員や病院自らに情報を蓄えるナレッジマネジメントとしてとても重要な部分ですが、しかしながら、衰退とは私は考えていなくて、「職員自らで改善」という思想が生まれたからには、今後も、毎年毎年、変化しつつも進化を遂げていくのではないかと楽しみにしています。

 さて、今回の演題の興隆から何が読み取れるか、言ってみれば、医療界は細かい「各論」より、病院機能や地域の枠組みの中での自院のポジション確保といった「総論」に目が向けられることがより明確になったように思います。(もちろん、コンサルタントとして言わせてもらえば、車の両輪というか、振り子運動というか、結局、どっちも大切なのだと考えますが。)
 地域での役割分担が進む中、医療資源の集中から「マグネットホスピタル」という言葉が、今一度、注目されるのではないでしょうか。思えば、「医師作業補助者」の導入は、一つの病院経営・運営力を計る試金石であったと思います。診療報酬上の補助があったとしても、医師からの要望があったとしても、定員や予算の制約から「新しい概念」に対し、なかなか本格的な導入がやりたくてもできなかった病院がたくさんあったと思います。でも、地域で自院が求めるポジションが明確ならば、人にしろ、物にしろ、箱にしろ、その目的を達成するための「投資」を厭わない戦略思考や胆力・実行力が各病院に求められるでしょう。(もちろん、とは言っても、求めるポジション・優先順位がずれた不相応な浪費は、「ドボン」であることに変わりはありません。)
 普段の工夫や努力を否定するものでは決してありませんが、もっと、本質的な病院機能を求める意識というのは、確実に強くなるのがここからの数年と読んでいます。

 あと、「地域連携パス」は7年前に、初めて診療報酬で認められて以来、現在が種類・深さと共に、いよいよ普及期に入った感があります。連携の話題も病院にとどまらず、介護・在宅を意識した話も増えつつ感じたのもいいですね。私も含めて、病院畑しか知らない人間には苦手分野ではあるけれど、日本のためを考えれば、来年はもっとこの辺のテーマが拡充することを願っています。
 地域連携で出遅れている医療圏は、結局、その舵を取り仕切れるだけの推進者が不足している状況のように思いますが、次の診療報酬改定をにらんでも、もうそんなことを言っている時期ではありません。立場が人を育てるというか、とにかく、箱というか体制だけでも作って走り出すことから始めていただきたいです。
 というわけで、今回一番感じた大きな潮流は、「各論から枠組みへのパラダイムシフト」!病院スタッフには、分析能力と共に、院外の経営母体の違う人達を取りまとめて、共通の目標を達成させるだけのファシリテート能力も問われてくる時代の到来を感じました。これって、ほんと、人間力の勝負ですよね。皆さん、一緒に頑張りましょう!

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