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GR体験記

芦田やGRメンバーが皆さんに知ってもらいたい人・事柄を紹介することをメインとしたブログです。毎月1日更新。

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イザイ連載が第6回を迎えます!

2014年の6月・12月にも紹介させていただいた、
季刊誌「イザイ」(日本医療マネジメント学会監修)での連載、
「購買実務者が知っておくべき医療材料知識」ですが、
なにげに、地道に続けておりまして、
今回出るのが、第6回(ペースメーカー編)になります。

http://www.shinoharashinsha.co.jp/izai/izai.htm

「イザイ」は、主に用度課などの病院職員の方々向けに出されている、医療材料にまつわる専門誌で、そこでの連載として、私は「用度課職員の医材商品知識と興味を高めること」をミッション(使命)として、お受けしています。

GR1号は、病院の用度業務に携わって四捨五入すれば20年と(笑)、普通のコンサル以上に長いお付き合いで、医療材料は、自信も興味もある領域なのですが、そんな私でも、ほんと、製品領域によっては、びっくりするほど知識が抜けていることに気付かされたりして、これはこれで、奥が深いというか、臨床に携わらない人たちでも、何か体系的に「そこそこ」学べる手段が世の中に必要だよなと痛感するわけです。

だって、マネジメントを重視する病院が増えつつある今、「支出」の管理を担う用度課職員が、そのコストによる「価値」どころか、その「支出」の意味も理解できないとしたら、本当の意味でのコストマネジメントなんぞ、できないと思うからです。

人によっては、「ただコストが低くなればいい。事務方が製品ごとの価値まで考える必要がない。」とお考えの方もいらっしゃるでしょうし、これまで結果としてそれでうまくいっていた事例もあるでしょうが、私の持論として、それが通用するのは、事務方の介入が図らずとも限定的であったためで、本格的に我々を含めて彼らが力をつけつつある今、この部門が頑張れば頑張るほど、診療部門にとって、より高い診療成績を求める上での弊害にすら、なり得る危険性を孕んでいると思うんです。

お薬の処方権同様、医師が、医療材料の選択権を持つことを前提としつつも、「餅は餅屋」じゃありませんが、用度には運営者としての視点で高次な補完機能を訴えたいです。

すなわち、「高い診療レベル」というベクトルを現場と事務方が共有している前提で、「費用対効果」や「効率化」の観点から事務方が現場に情報提供したり、現場と経営層の意向のどちらも汲みつつ材料委員会を運営したり、業者さんとのギリギリの交渉を進められる立場である状況を理想としています。そして、見落としてはいけないのが、その活動の現在地評価とこれからの進め方を、現場と経営層に冷静に説明しきれる存在であってほしいのです。

例えば、進化が著しいペースメーカー領域において、最近は、価格が高く差益も小さいMRI対応用のペースメーカーが主流になりつつあります。MRI対応用か、安価でそうでないタイプのペースメーカーかについて、実際、将来、誰がMRIを使う必要性が出てくるか分からないわけで、基本、高くても、MRI対応ペースメーカーを選択するのが普通だよな、というのが私の認識です。

そんな中、こんなことはないでしょうけど、MRI対応するタイプではなく、ただ安い・差益が大きいという理由で、機能の劣ったペースメーカーを現場に強要する用度がいたとしたらどうなんだろう・・・という話です。
 逆に、便利だから、新製品だから、現場がMRから紹介を受けて使いたいと言っているという理由だけで、それがそもそも「新規採用」や「値上がり」に値するほどの価値が、患者さんや自院にあるかどうかの判断もしないで、採用処理に走ってしまう用度がいたとしたら、これはこれで、現場にとって便利だろうけど、病院として価値のある仕事をしているといえるのかな?と思うわけです。

じゃ、どうすればいいんだ!と言われれば、待ってました!
そんなあなたに、この「イザイ」連載を読んで欲しいのです(笑)

ちなみに、過去の連載の一部は、こちらからダウンロードできます。
http://g-rules.co.jp/expression/izai_001/izai_001.html
(あと数日で、Vol.5透析ダイアライザー編もアップ予定!)

例えば、材料委員会や、新規採用申請書が出された時点で、メーカーさん・卸さんに、その価値をレクチャーしてもらって、従来のものやその製品カテゴリーの他製品と比べての該当品の位置づけ(価格情報を含む)を冷静に評価して、貴院における価値(費用対効果)を、冷静にはじき出して欲しいのです。そして、その整理された情報を、材料委員会を初め、情報が必要な方々にわかりやすく伝えて、意思決定は、然るべき部門に委ねて欲しいのです。先生方を始め、委員会メンバーも、自科に関係ない製品は、用度課以上に分からなかったりするので、そうした方々でも意思決定ができるまでの情報を用度に補填して欲しいのです。

ご存知の通り、医療材料の製品範囲はとても広く、現場で実際に自分が使用しない立場で、一つ一つ製品知識を積み上げていくのは大変です。でも、千里の道も一歩からじゃないですが、気負わず、一つ一つ、ご自分が分かりやすいレベルで、商品情報に触れていただければ、昨年より今年、今年より来年、知ることのできる知識は増えてくるのではないかと思うのです。

やはり考えるべきは、病院のベクトルであって、そこで、各病院が探るべきは求める診療レベル・現場の満足度と相応の費用に引き締まったコスト体質の均衡点でしょう。そして、院内でも各自、その均衡点は違うわけで、その擦り合わせや病院そのもののベクトルを常に再確認するのが、材料委員会であるべきだ!というのが私の持論です。

つい、熱くなりました(笑)

また、機会を見て、理想の「材料委員会」とは?というテーマでもブログを書きたいと思います。
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イザイ連載パート2(人工関節:大腿骨)とDPCセミナーのご報告

最近、当ページが、セミナーの案内づいてしまっているので、今日はさらっと。
おかげさまで、11月に行われたニチイさんとの共催のDPCセミナーは、
無事、成功に終わりまして、ホッ。
たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
1月16日(金)にある大阪会場でも
またたくさんの方にお会いできると思うので、
ぜひお気軽に声をかけていただければと思います。

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それから、前にご紹介させていただいたイザイ連載
について、第2号が出ました!

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数ある医療材料の中で、金額が大きくて目立つもの、
治療において、その医材の役割が大きいものを
中心に選んでいるのですが、
今回は、整形外科の人工関節(インプラント)の中でも、
大腿骨部分に絞って、解説をしてみました。

あらためて医療材料を勉強する機会をいただいた
からこそ思ったのかもしれませんが、
やっぱり、医療材料の選定をするにしても、
その価格だけでなく、その材料の機能というか意義を
しっかり分かっておかないと、
患者さんを治療するという、医療そのものに対して不誠実というか、
真剣に医療材料に向き合っている企業さん、医師等医療人の方々に
失礼だよなぁと思った次第。

そうは言っても、そこまで深く、時間をかけて勉強するというのも
現実的ではないので、
せめてここまでは!的な知識の整理に、
この連載をぜひ!(笑)ということでしたー。

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Vol2が出たことから、出版社さんのご厚意で、Vol1の一部を
当サイト(Expressionコーナー)に掲載します。

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また、ご感想、リクエストもお聞かせくださいね!

イザイにて、新規連載開始!「購買実務者が知っておくべき医療材料知識(第1回:PCI)」

さぁ、6月だ、梅雨だ!頑張ろう!って、
ちょっと無理がありますか?(笑)
もうすぐ3年目を迎えるGRは
いよいよギアを本格化しつつあると思っていまして、
これからかなり動きが活発になってきていきます。

先日ご紹介させていただいた
医療マネジメント学会ティタイムセミナーでの講演と共に、
新連載のお知らせが、お伝えしたいニュースとしてあります!

今度、篠原出版新社さんから出版されている
季刊誌「イザイ」(日本医療マネジメント学会監修)にて、
連載をスタートさせていただきます。
http://www.shinoharashinsha.co.jp/izai/izai.htm

1406_1_イザイ表紙
※医療材料専門雑誌「イザイ」

「イザイ」は、主に用度課など医療材料を扱われている
(用度課系)病院職員の方々向けに出されている、
医療材料の情報提供と人材育成のための専門誌です。
DPCや病院経営にスポットが当てられつつある今、
医事課や経営企画室向けの情報などは
増えてきているのに対し、
なかなか病院用度部門むけの情報媒体が少ない印象です。

しかしながら、病院の中で用度部門に対する要求水準は
年々上がってきており、
用度関連情報を提供してくれる貴重な情報媒体として、
自分もありがたく拝読してきました。

そんな折、連載のお話が舞い込んできて、
ここでGRが提案したいのは、
「用度課職員の医材商品知識と興味を高めること」です。

全力でコントロールしても購買コストは右肩上がりであるこの時代、
購買部門がしっかり病院のコストをマネジメントしていくことは大事ですが、
商品知識がおざなりになったり、
商品の本来価値に対して無関心であるまま、
ただ「安いものが良い・コストが高いものは悪」となってしまうことは、
「言われたことだけやってる業務を脱して、
自分達で病院のために主体的に動ける立場になった」購買部門が
院内の改善活動において
単なる「抵抗勢力」になってしまう危険もはらんでいるわけで、
質向上とコスト低減の絶妙なバランスを模索する
「コストの門番」としての役割は、
そんなに簡単なものではありません。

また、メーカーの新製品にも2種類あるとして、
せっかく本質的な機能向上がなされた場合であったとしても、
それに対する金額的な評価がなされずに、
診療報酬改定ごとにただずるずると
価格が引き下げられていく状況というのは、
ある意味、デフレスパイラルに似て、
業界として好ましい状況ではありません。

そうではなくて、「良いものは良い」と評価されつつ、
逆に「見せかけだけ良いもの」は
しっかり用度も見破って、
VALUEに連動するような「健全な製品開発促し」と
「合理的なコスト評価」を病院主体で作っていくことが
理想だと思うのです。

この連載では、毎回特定の医療材料分野
(第1回は主に循環器内科で使うPCI器材)
をピックアップして、なるべく口語に近い言葉遣いにしたり、
写真や図表をふんだんに使いながら、
「どんな製品が市場に出ていて、
そもそも、どのように使うものなのか、
そして、それぞれの使い分けや特徴の違い、
その製品領域で今話題になっているトピックは何か」について、
事務系職員の立場で知っておくべき知識を提供します。

まずは、ただカタカナ・英語まみれな「記号」に見える製品名から、
その商品の使い方や特徴がピンと来るような基礎力をつけることで、
用度課職員が医師と商品に関するやり取りができたり、
購入する側と使う側とが連携して材料委員会の院内存在意義を
より有効なものにしていただきたいです。

1406_2_PCI手技の流
※ふんだんな画像で、いろいろなPCI関連製品やPCI手技の流れも解説しました。


1406_3_PCI分類_3
※多面的に、製品のグループ分け・特徴の違いについて整理しました。


連載第1回は循環器内科領域であるPCIを取り上げましたが、
連載開始に当たって、東京女子医科大学病院副院長
上塚芳郎先生に監修をいただき、
聖路加国際病院心血管センター医長 西裕太郎先生からも、
現場医師からとしてのお言葉もいただきました。

なにより、日本メドトロニックさんやテルモさんと
いったメーカーの方々からご指導をいただいたりと、
ある意味、それぞれの立場を越えた
オールジャパン的な取り組みができたことを嬉しく思っています。

医療に関わるみんなが携わって、
業界のためになるためのものを作り上げる・・・
そんなきっかけに、将来、振り返った時、
この連載がなってくれていれば、これほど嬉しいことはありません。

6月中旬発売とのことですので、ご一読のほど、皆さん、どうぞよろしくお願いします!


1406_4_本の注文
※注文もできます!
http://www.shinoharashinsha.co.jp/Order.aspx

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